■嵐の前の静けさ!?小雨が降る静かなカイルアの朝■
カイルアに滞在して、二日目。
「朝日の昇るラニカイビーチをかけたら良いな」
と思って眠ったのですが、
翌日、目を覚ますと
雨が降っています。
「残念だけど、まぁいいか・・・・」
自然を相手に絵を描いていると、よくあることです。
自分の思い通りにはなりません。
神様のお望みのままにです。
朝日を見るつもりで早起きをして、
時間があったので神社ノートをじっくり書いてみました。
朝の静かな空気もあったのかもしれませんが、
今まで書いていた時よりも、ずっと書いていいる内容に熱がこもって
心が入って行きました。
「私は、沢山の人たちのご縁で、
こうして、ハワイに来ることが出来ました。
ハワイアンアロハタロットカードの絵を描かせていただいて、
今も沢山の人達がそのカードを使ってくれています。
そのカードは今も、沢山の人が迷いを解決して、
心が癒され涙している人が沢山いらっしゃると
使ってくださっているプロの占い師さんがおっしゃっていたました。
これから私は、このカードを使って、より多くの人達の役に立地、幸せになるようなプロジェクトを考えています。
それによって、その人が、その人の周りの人が、そして世界がより良くなっていくように活動をして行きます。
その為にはどんなチャレンジもして行きます。
そのためにハワイの神様たちにご挨拶にまりました。
どうかこの旅で、私に必要なことを起こしてください」
夢中で書いている間、体がポカポカしてきました。
外を見ると、雨は小雨になっていて、
いつの間に日が昇ったのか、白んでいました。
荷物の整理と洗濯をしていると
雨が上がってきたようなので出かけます。
もうお馴染みのいつものショッピングエリアに歩いて行きます。
■ハワイの成城石井!?ホールフーズマーケットのデリで朝ごはん■
この日は、
ホールフーズマーケット、カイルア店
「フードバー」で朝食とランチを一気に確保することにしました。
ホールフーズマーケットは、食べ物やコスメ、エコバックや生活用品が売っていて、
そんどれもがオーガニックだったり自然に優しかったりするこだわりのお店。
日本でいう「成城石井」をよりオーガニックでエコにした感じでしょうか。
ここは早朝からオープンしています。
そして、フリーワイファイが使えるという便利さ。
ホールフーズマーケットはフードバーがめちゃくちゃに充実しているのが
特徴です。
学校の教室4つ分くらいの広いスペースに、
色とりどりの美しくて美味しそうな、お惣菜やパン。スープなどが並んで選び放題。
テンション上がります。
1ポンドあたりの単価が決まっていて、ランチボックスに好きな具材を詰め込んで
重さで値段が決まるというシステムです。
サラダもスープもパンもお肉のお惣菜もみんなオーガニック。
私はフレンチトーストにパプリカのピクルスやソーセージとスープなどをチョイスし、
大きなお弁当箱に入れてお会計をし、
ショップ内には、ゆったりとしたイートインスペースがあるので、
そちらで朝食分をいただきました。
とっても美味しい!
そして、おしゃれな気分。
値段は前日のピザや、一昨日のサブウェイのサンドイッチと同じくらいで
お昼から夜までもいただけるほどのご馳走が手に入りました。
もっと前に存在を知りたかったお店です。
■レンタルサイクルでカイルアからラニカイビーチへ!■
しっかりと朝ごはんを食べた後は、
昨日、借りることが出来なかったレンタルサイクル店に行って、
自転車を借ります。
昨日の教訓を活かして、早い時間に
行ったので、無事レンタルすることができました。
早速、自転車でラニカイビーチまでlet’s goです。
が、しかし!
ここで、問題が発覚。
5年ぶりくらいかな?自転車に乗るの・・・・
運転が・・・・下手くそなんです。
狭い道はフラフラして、とても危なっかしいので、
降りて手で引いていくことに。
登り坂も、バランスが取れずに立ち漕ぎが出来ないので手で押していく。
「バスの方が良かったかも・・・」
と少し後悔しかけましたが、
借りてみないと、やってみないとわからないこともあります。
新しいことを知らない土地で体験できたことで
良しとします。
ラニカイビーチエリアに入る入口の写真。
ここまでの登り坂が厳しかった!
くだりも怖いので自電車おしていくというヘタレぶり・・・
30分くらい、ヨロヨロと慣れない自転車に悪戦苦闘しながら
ようやくついたラニカイビーチへ到着
二日目のスケッチ開始です。
が・・・・またしても問題発生。
天気は朝からあまり回復しておらず、
雨がパラパラ降ってきます。
しかたがないので木の陰に退避して、
お昼ご飯を食べたりしてやり過ごし、雨がやんだらまた描く
を繰り返していました。
私は山でよく絵を描くので、よくあること・・・・・
「でも、一枚は、なんとか仕上げたいなぁ。」
それまで、15分ごとに降ったりやんだりを繰り返している雨。
だけど、だんだん雨あしが強くなってきました。
傘はさしていたのだけれど、
風も強いので、スケッチブックに雨が降り注ぎます。
「残念だけど、これ以上無理かな〜」
と思い。後片付けし始めた時、
一人の人物が話しかけてきました。
■出会いは突然に、謎の老人X■
白毛のちょび髭の中肉中背のおじいさんです。
白いポロシャツにキャップをかぶっています。
「何しているの?絵を描いているのかな。見せて」
聴き取りやすい英語で話しかけてきます。
「海を描いていたのだけど、雨がひどくなってきたので帰ろうと思って」
と言いながらスケッチブックをわたしました。
彼は「ビューリフォー」などと言いながらスケッチブックを
眺めていました。
話を聴いて見ると、日本にホームステイ経験があり、日本人に親切にしてもらって
嬉しかったから、観光に来た日本人とお話ししたいのだそう。
とは言え、日本語はあまり分からないとのこと。
私は、自分が画家で絵を描いていることと、
ハワイアンアロハタロットというものを描いたのでその土地を見にきたのだと
と、つたない英語と身振り手振りで伝えました。
彼は日本語はあまり分からないまでも、
日本人と話し慣れているのか、丁寧に聴き
わかりやすい英文でわかりやすく発音してくれるので、
なんとか会話が続きます。
タロットカードを見てもらいました。
すると、「この魚は◎◎だ!」「この景色はここだ!」
と嬉しそうにカードを見ながら色々と言ってきます。
彼の母も画家だったそうで、絵を見るのが好きなのだとか。
楽しそうにカードを見た後。
「雨が降って描けないのなら僕の家に来なよ。
うちの庭からなら正面に島が見えてるよ。
そこでなら雨の心配もせず描けるし。」
というじゃありませんか。
え・・・・・これは・・・・・
来たのでは?
何がって、
今朝、没頭して書いていた神社ノートですよ。
「これから私は、このカードを使って、より多くの人達の役に立地、幸せになるようなプロジェクトを考えています。
それによって、その人が、その人の周りの人が、そして世界がより良くなっていくように活動をして行きます。
その為にはどんなチャレンジもして行きます。
そのためにハワイの神様たちにご挨拶にまりました。
どうかこの旅で、私に必要なことを起こしてください。」
って書いたやつ。
あれなのでは???
いやいやいや〜〜〜〜〜
流石に老人とはいえ見ず知らずの男性についていくのは絶対にないわ〜〜〜〜
常識的に考えて。
いや、でも
「その為にはどんなチャレンジもして行きます。」
って書いちゃったしなぁ。
そして、こんな試すようなことあからさまに起こっているし。
ていうか、神様、お願いへのレスポンス、メチャクチャ早くない?
マジですか・・・・・
一瞬でメチャクチャ考えました。
正直怖かった。
でも、
「まぁ、最悪死ぬだけだし」
と思い直し、
「アイハブ パートナー!ノータッチ、ノーキッス、ノーセックス!!OK?」
と確認をしたところ、
「オ〜〜〜〜!オフこ〜す!アイアム ジェントルマン!!なんでそんなこと言うの?ショックだわ〜」
みたいなことを言っていました。
レンタルサイクルを返さなくてはいけないので、
4時には帰ることを約束し、お家へ案内してもらうことにしました。
それでも不信感があったので、こっそり日本の友達に連絡。
「パスポートは全体に肌身離さぬように」
とアドバイスをもらいました。
そして、数ブロック離れたとろこにあるという
彼のお家まで歩いて行きました。
豪邸が立ち並ぶ、通りを歩いていると、
「この家はハリウッドスターの○○の家。この前そこでパーティーしてて
ジュリアロバーツを見た。
その隣は日本人のコンピューターエンジニアの別荘。
その隣は何々の会社の社長の家なんだけど、
2回離婚して、今は3人目の奥さん。
その奥さんは頭がクレイジーで苦手だ」
など、通り過ぎる家ごとにその家のことを教えてくれます。
そして、通り過ぎた郵便配達員?さんと挨拶をしていて、
何やら楽しげに世間話をしています。
どうやら本当にこの辺に普通に暮らしているよう。
ずっとここで暮らしているなら、
犯罪のようなことは早々できない・・・かなぁ?
少しホッとして、ついて行きました。
カイルアもそうだったのですが、
ラニカイビーチは本当に超がつくほどのセレブしか住めないようなところで、
資産家やハリウッドスターレベルの家がズラッと並んでいるんですね。
コンビニも海の家も、トイレも着替えるところもない。
あるのは豪邸の前に腰までの高さの植物が生えていて、
その先に白い砂浜とエメラルドグリーンの海だけ。
日陰も階段の下の木陰くらいしかないのです。
日本の、コンビニや自動販売機、海の家など色々とある海とは全然違う。
ここでコンビニなんて営業したら繁盛しまくるだろうと思うのですが、
ここの住民たちは、そんな小金、屁でもないくらいの超絶セレブ何だろうなぁ。
そんなことを考えながら、15分くらい歩きました。
■プライベートラニカイビーチ、まだまだ奇跡は続く■
ラニカイビーチの端っこの方。
1つのお家に着きました。
門を入り案内されます。
そんなにセレブな豪邸ではない。(失礼!)
左に手作り感のある古い平屋と
右にはコンクリート作りのモダンな平屋
その間をぬけると・・・・・・・・・
この風景!!!
正面に島があります。
目の前は50メートルほどの小ささではあるけど、プライベートビーチです。
そして。
お庭には、大きな木が生えていて、その木陰なら雨が降っても絵が描けそうです。
その木の影にはロッキングチェアーが揺れています。
「ここで描くといいよ。」
と言ってくれました。
この頃には、雨が上がりかけていたのですが
お礼を言って、木の陰で描き始めました。
すると、お家の入っていったおじいさんは
ラム酒とコーラとナッツを持って出ていました。
そして、ラムコークを作ってくれ私に勧めてくれました。
ラムコークを飲みながら、
ラニカイビーチを描く。
まさか、こんなことが起こるとは・・・・・
少しまだぼーぜんとしています。
雨が降ったり止んだりは
しばらく続きましたが、何とか1枚目の絵の下絵は出来上がりました。
そして、
おじいさんにお礼に似顔絵を描いて差し上げると
とっても喜んでくれました。
こういう時、似顔絵師で良かったと思うのですよね。
似顔絵はお礼の気持ちを表現するのに鉄板なのです。
彼は、大阪のホームステイ先の家族の写真を見せてくれたり、
一緒に住んでいるお母様の風景がを見せてくれたりしました。
大きな壁一面全体に油彩で描いた、ハワイの景色の絵が10数枚描けられていました。
そして、今、私がどこに滞在しているのかという話になり、
明日でカイルアのBNBを出ることを伝えると、
「じゃぁ、その後うちに滞在しなよ!」
と言われました。
もともと、日本からの、滞在者を受け入れている別宅があって、
(入った時に右手にあった建物)
よく日本からの滞在者を受け入れているそうです。
BNBみたいなものだそうです。
「昔、仕事をしている時に台湾や韓国やシンガポールなどいろんな国へ行ったけど、
日本に行った時、日本人にとてもお世話になったから恩返しがしたくって、
日本人を中心にゲストハウスもやっているんだ。
今まで、いろんな人が滞在していった。
再来週には、2人の日本人が来る予定だけど、それまでは空いているから、
似顔絵のお礼と、母と同じ風景画家だし、お金はいらないよ!」
とのこと。
「え・・・・大丈夫かな・・・・・」
と、また思ったのですが、
もう、神様に誓ったので、覚悟を決めてこの流れにのるしかない。
「本当にいいんですか?ノータッチ、ノーキッス、ノーセックス!!OK?」
と、失礼承知でもう一度確認をすると、
「もちろんだよ。そんなことしていたら、ここに長年住るわけ無いじゃん。」
とのこと。
「明日、僕は午前中は歯医者だから、それ終わったら迎えに行くよ。
ショッピングエリアのスターバックスで待ち合わせをしよう」
と連絡先を交わしました。
そして、レンタルサイクルの返却時間が迫っているので
帰ることを告げると、車で自転車のところまで送ってくれました。
お礼を言って、
「シーユートゥモロー」とお別れをして、
ボーッとしながら、自転車を漕いで帰ります。
無事、レンタルサイクルを返却して、明日の水と食料を仕入れて
いつも通り、歩いて帰ります。
「なんか、とんでも無いことが起きた・・・・・・・・」
唖然としながらこの日は過ぎて行きました。
注意
私は、もろもろのキッカケや理由があって
覚悟もあって、自己責任でついていったのですが、
もちろん一般的には絶対にオススメできる行為ではありません。
知らない人にホイホイついていく行為を推奨はしていませんのでご注意ください。
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