こんにちは！似顔絵師Aiこと魂の物語絵の藍みつるです。
今日は、絵を仕事にしている人には、微妙な問題。
自画像について触れていきましょう。
絵師にとって、自画像が一番難しい
似顔絵師だけでは無いのですが、
絵を描いている職業の人にとって、自画像ってメチャクチャ難しいんですよ。
なぜなら、自分以外だったらどんなに盛って描いても
大体喜ばれるだけなんですが、
自分を盛って描くのは恥ずかしいんです。
日本人の感覚として、まずありえません！
いや、外国人の感覚、特に西洋人の感覚では
もっとありえないかもしれません。
そんな訳で、可愛くカッコよくとお客様を描く絵柄の似顔絵師は急に自画像だと
絵柄が違う
ってことになるんですよね。
漫画家の自画像も・・・・
例えばこの自画像
誰のかわかりますか？
そう、ドラゴンボールの鳥山明さんですね。
まぁ、こんな感じになっちゃうんですね。
これはわかりますか？
そう、HUNTER×HUNTERの
冨樫義博さん
似顔絵師もよく使う逃げの手口、動物化です。
まぁ、それくらい描けないんですよ。自画像なんて。
コミックカバーとかによく漫画家の自画像が載っているので
チェックしてみると面白いですよ。
自分をどう描くのか。苦悩したことがわかるのです。
だよね〜、まともになんて描けないよね〜。わかるわかる・・・・
そう思いながら私はみています。
似顔絵は自分に距離が近い人ほど描きづらい
そう、似顔絵って、自分に近ければ近いほど、描きづらいんですよ。
他人より、知人。
知人より、友人。
友人より家族。
そして
家族より自分
自分の顔なんて、
思うところありすぎて、また世間体とかありすぎて
とてもフラットに描けないですよね。
プロの似顔絵師の自画像を見てみよう
ここ、クリックして見てみてください。
https://www.hoshinoko.co.jp/artist
私が所属している星の子プロダクションのアーティストの
自画像が載っているスケジュールページです。
私が直接に自画像の画像貼ったら怒られるかもしれないのでリンク貼っておきます。
どうです？
さすが、似顔絵師なだけあって、割と皆んな良い感じにかけているのではないでしょうか？
動物化や物体化など、まぁそういった表現方法もありますが。
では、
よければ、リンク先の画家の自画像をクリックしてみてください。
どうです？
お客様絵と芸能人絵とありますが、それぞれ全然、自画像とタッチが違くありませんか？
これなんですよね〜〜〜
自分の描くお客様向けの似顔絵では
自分の似顔絵はとても描けないんですよ。
うーん、この複雑なもどかしさをどうにかして貴方に伝えたい。
私の自画像
そんな人のことばっか行って
お前はどないやねん！！
と言われそうなので、出しますよ。
私は割と、しっかり自画像、自分に寄せて描いてるつもりなんですが、
どうでしょう？
似顔絵のルーキーだった頃の自画像
まだ、フレッシュな感じかな
似顔絵の中堅になった頃の自画像
だいぶこなれてきたかな
写真は、私が似顔絵の会社に用事があって行った時に
いきなり抜き打ちで撮られた写真でして、準備してなかったのですが、
似顔絵の時は大抵、赤いベレー帽とスカーフをしているのです。
現在
どうしてこうなった！？
いや、エジプトの壁画リスペクトしたんすよ！！！
後、ねこぢるうどんみたいな
キモ可愛い的な奴を意識して
普段と違う感じに描いてみたかったんです！
そう、自画像ってやっぱり
複雑なんです・・・・・・・
奇跡のような出来事に導かれ、好きなことだけをして生きていく……
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