私のストーリー④

第9章 新しい世界

3ヶ月の山小屋生活から戻ってきました。

山小屋にいる間は、下界との生活を一切断ち切り、ネットもメールも、電話も無い。
買い物にもいけない生活でした。
衣食住の費用も住み込みのため、かかりませんでした。

そんな生活でお金を使う機会もなかったので、
私の人生の中ではわりと大きな金額の3ヶ月分のお給金をいただき
帰ってきました。

しばらくは、胸に穴の空いたような感じで
ボーッとしつつ風景画に色をつけていました。

お休みをいただいていたバイトも再開して、
日常が動き出してきた頃、
個展の準備をはじめました。

セツモードセミナーの時は友達が立ち上げた企画に乗っかり
お金を払って絵を2枚ほど展示したグループ展しかやったことがなく
個展なんて夢のまた夢でしたが、

風景画家になると決めたので、
とりあえず、個展をすればいいかとインターネットで
無料で貸してくれるギャラリーなどを調べました。

無料で貸し出しとなると、レストランの壁に2週間〜1ヶ月ほど
貸してくれるところがあったので、

新宿のカフェで一番早く展示できる2月に予約をとりました。

インターネットでギャラリーを探し回っている時に
どんなきっかけかは不明なのですが、
とある起業家の方のホームページにたどり着きました。

何やら
インターネットの副業で何もしないで収入を得て、自由を手に入れよう!

というような内容で、
なんとなく面白そうだったのでメルマガに登録してみました。

メルマガの内容はとても面白くて、
幸い山小屋生活のおかげで、手持ちのお金は沢山あったので、
その方の販売しているビジネス商材を購入してみました。

そこから、その起業家さんの仲間たちの集まるパーティーに
なんとなく参加しましたら、主催者の起業家の方と仲良くなれました。

色々とやりたいことを書き出し、その起業家の方に相談をしたり
そのかたが進める、心理学のセミナーに通ったり、今までと全く違った世界に足を踏み入れました。

すごく今更だったのですが、

今まで、フリーランスで働くイラストレーターになりたいと漠然と思っていたのですが、
それがビジネスを立ち上げることと同意語だったことに、
ここでようやく気がつくことが出来ました。

今まで、なんとなく働かなくてはならないと思っていて、
企業の営業職についたり、アルバイトをしたりして、
その間にイラストをする。

そんな考えで働いていたので、言われたことを不備なくこなせば良いという
思考回路が染み付いていて、
自分で考えて、目標を達成するという考えが弱かったところがあります。

当時、驚いたことのは
ビジネスって、以前に好きで学んだ
スピリチュアルとか精神世界のことが
繋がっているということでした。

その起業家の方は、

ビジネスというのは
目に見えないことこそ大事だと、

心理学や
そこから発展した精神世界のこと
勉強されていて、
そんなところが私の心に響きました。

この頃はベンチャー企業などが多く立ち上がり、
インターネットビジネスが流行っていた時期。

コーチングや自己啓発本も大量に増え出した時期でもありました。

子供の頃はおまじないやら占いやら不思議なことで
自分の願い事が叶ったらな〜と思っていたのですが、

ここにきて、目的に向かって行動を促し、
目標を達成しよう!という教えを
学ぶことになりました。

その起業家さんのコニュニティーに
仲間ができて、
心理学のスクールに通い、
楽しみながら色々なことを学びました。

ここで出来たご縁が
今後の私の人生を大き行く
変えていくことになりました。

第10章 風景画家 藍みつる

生まれて初めての個展は
どうやったら良いのか、
検討もつきませんでした。

ですが、
ビジネスセミナーなどで学んだ、
目標を達成する方法を実行して、
どうにか一人で個展を開催できました。

個展の初日には、
ビジネスのコニュニティーで出会った仲間たち。
心理学の教室で出会った同期の人たちが沢山の来てくださいました。

実はこの新宿のカフェ、
無料で1ヶ月、絵を壁に展示できるかわりに、
オープニングパーティーを
20人以上で開催すること。

という条件がありまして、

当初、なんのツテも無い私は、
どのようにすれば
そんな人数集められるのか、皆目見当がつきませんでした。

人を集められるあてが無いまま予約をしたのですが、
蓋を開けてみると、思いもかけない方法で
山を降りた時には全くの知らない人たちが大勢来てくれるようになったのです。

オープニングパーティー代は支払いしましたので、
よく考えたら無料ではありませんでしたが、
実際のギャラリーを借りるよりはお得に出来ました。

カフェギャラリーの個展は大盛況で、終わりました。
なんと風景画も初めての個展で2枚ほど売れてしまいました。

風景画で収入を得てしまった。
これはもう、
風景画家と名乗って良いだろう。

そう思い、
本名から字をとり

藍みつる

と画家としての名前をつけ、

屋号登録もして本格的に活動を始めたのです。

ちゃんと活動していこうと決心しましたら、
今度はちゃんとしたギャラリーで個展をやりたいと思いました。

カフェでの個展が終えた直後から会場を探して、
半年後、青山のスベースギャラリーで個展をすることになりました。

1度やったら勢いがついて、それから毎年10年間。
年に1度の個展をすることが恒例となりました。

風景画は個展を開催するたびに売れました。

アルバイトをしてビジネスのセミナーや
様々な勉強会に参加。

そして、年に1回の個展。
個展の作品つくりのための旅。

しばらくこのような日々がつづきました。

私のストーリー⑤

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